ようやくPS2が届いた。 別に販売業者は悪くないのだが、クレジットカードがなぜか弾かれて注文が一度キャンセルになるというトラブルがあり、再注文のせいで到着が大幅に遅れてしまった。
今回購入したのはSCPH-70000という薄型タイプ。 PS2を人生で初めて手にしたが、思ったよりも小さい。タブレットくらいのサイズ感だ。PS3の初期型しか見たことがなかったので、この取り回しの良さはなかなか気に入っている。
調べたところによると、このモデルは仕様上、デフォルトの状態でプレイすると「ディスクに円周状の傷がつく」という不具合があるらしい。 簡単な改造で回避できるとのことだったので、さっそく本体をバラして、読み込み部分のフレキシブルケーブルにプラ板をかませてみた。
何気に、本体に貼ってある「これ外したら本体修理受け付けませんよ」のシールを初めて剥がした。まあ20年も前のハードだし修理対応はもうやってないと思うけど、やっちゃいけないことをやったという妙な背徳感がある。
髪を切った。だいたい1月半に一回くらいの頻度で切っているのだが、自分は昔から髪を切るのが嫌いだった。
自分の見た目が一瞬でガラッと変わってしまうのが、どうにも許せないというか、気に食わない。 伸びていくのはあんなに少しずつなのに、短くする時は一瞬。このあっけなさ、非対称性が許せないという意味不明な感情を子供の頃からずっと抱いている。
特に中学生くらいまではその傾向が強く、2,3ヶ月くらい切らずに放置していることもザラだった。親はめっちゃ嫌がってた。
しかも髪のセットとかも当然しないので、目にかかりまくりのうねりまくり。直毛寄りなんだけど、伸びすぎるとうねってた。今考えると見た目がやばすぎたけど、子どもはそういうところを俯瞰して見られないものだ。
大人になった今も散髪嫌いは変わらないが、現在はルーティン化することでなんとかやり過ごしている。 近所の激安カットに赴き、15分でさっさと済ます。 オシャレな美容室に行こうが1000円カットに行こうが注文する内容は変わらないので、安いに越したことはない。
時折、もし自分がファッションや美容といった「自分の見た目」に興味を持てる性質だったら、人生はもっとイージーモードだったのではないかと思う。
人生の過程で何に興味を持つかは人それぞれだが、社会で得をしやすい性質というのは存在すると思う。 車の運転が好き、料理が好き、運動が趣味……。 そういった、いわゆる「メインストリームな健全さ」を内包している人は、社会というシステムに適合しやすい。仮にアングラな趣味に走ったとしても、何かに特化できればそれはそれで強みになる。
しかし、私はといえば、ことごとく逆を行っている気がする。 見た目には無頓着、運転は怖い、家事は面倒、運動は嫌い。オタクっぽい趣味はあるが、かといって誰かに誇れるほどの熱量があるわけでもない。
「何にも適性がない」という空虚な性質。
そういう自分が嫌になる時もあるが、意外と世の中そういう人の方が多いのかもしれない。 そんな人々も、なんとかもがいて自分の居場所を見つけているのだろうか。
余談ですが、最近1000円カットって絶滅したよね。最低でも1500円くらい取られる。

